受験をするか悩みます。
受験をするかしないか悩まれている人も多いのではないでしょうか。
私が住んでいるところは田舎なので、受験をする人はとても少ないです。
だから、「受験をする」というと、「まじかー。超熱心www」といった反応をされ、受験で入る学校にいっている場合には「あー(どうりでね・・・。)」といった反応をされがちです。 (と感じています。)
東京の友達なんかには「いいやん! 受験なんてないほうが! 羨ましいよ〜」なんて言われたりするのですが、実際、小さい頃から勉強をしている子どもたちの話を聞くと多少なりとも心を揺さぶられます。
私には中学校の頃、とっても頭のいい友達がいました。数年ぶりに再会したときに、その子は医学部を2浪して合格。無事医者になったということを聞きました。 その時、私は信じられない気持ちでいっぱいでした。だって、彼女は県の学力でも上位クラス。それでも医学部2浪って、どうなっているんだろう、と。
けれど、最近色々と中学受験の話を聞くにつれ、「そりゃそうだよね・・・」と思うようになりました。 だって、中学受験組とかの勉強量、勉強密度を考えると、高校卒業後に初めて、受験組と張り合おうと思っても張り合えるはずがない、と。
だって、そこまでにかけた勉強の比重が、公立と私立では全然違う。 最近はそう思うようになりました。
子どもの選択肢を広げてやりたい。
私は子どもの選択肢は最大限広げてやりたいと考えています。私は、偏差値60程度の国立大学に行きました。 ぶっちゃけると、偏差値60程度の大学では、やりたいことは全くできませんでした。勉強しているのは資格をとる人、公務員試験を受ける人、それだけ。大学でしか学べないことを学びたいと思っている人は全くいませんでした。
教授ですら「○○大学の学生じゃあねえ・・・。甲斐がない。」と思っている節がありました。
もし娘が、将来看護師になりたい、とか、教員になりたい、というような夢を持つのであれば、それほどレベルの高い大学へ行く必要はありません。むしろ、家から通ってくれたら嬉しいです。
けれど、もし、本格的に研究などをしたいというような場合には、近場の大学で手を打つことはできません。そういった可能性がゼロではない以上、今からしっかりと対策をとるべきなのかなと思うわけです。
大人になってからだけが人生なわけではない。
じゃあ、今から勉強したらいい! と思うかもしれませんが、「将来に備えたい」という気持ちとは逆に「大人になってから人生がスタートするわけじゃなくて、今も大切な人生の時間だ」という思いがあります。
大人になって困らないようにするために、子どもの時間を少なからず犠牲にしていいものか、と。
また早期に知識を詰め込むことに関しても、効果のほどが疑わしいなという思いもあります。これは子どものタイプにもよると考えているので、また別記事でまとめてみたいと思います。
結局
そんなこんなで何も決めていません。 小学校受験をするのであれば、もうそろそろ準備をしないといけない頃合いですが、全く何も動いていません。 中学受験であれば、後4年くらいは今のままやってもいいのかなと思いますが、ちょっとずつ情報収集などしていくべきでしょう。 とりあえず現状、小学校受験をするかどうか悩んでいるところです・・・。
おしまい
(おまけ)受験について悩んでいたら、夫にこの漫画をおすすめされました。
二月の勝者 ー絶対合格の教室ー (1) (ビッグコミックス)
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中学校受験がテーマです。 読むと、受験をさせたい気持ちとさせたくない気持ちの両方が湧いてきます・・・。受験について悩んでいる人は楽しめると思います。